VISITING BARBER

利用しているお店に出向いて整髪、洗髪することが困難な在宅の高齢者や障がい者が、理容、美容の福祉サービスを希望する場合に、介護、医療の基礎知識と技能をもった理容師、美容師が訪問理美容を提供することにより、地域の福祉サービスの向上を推進しようとするものです。

これにより公衆衛生の向上および増進に資し、ならびに国民生活の安定に寄与することを目指し、福祉サービスを営利的に考えるのではなく、社会福祉の貢献を目的に活動して、行政に全てを頼らずに、市民、企業が協働して問題解決をおこない、今後の福祉のまちづくりを推進することで、安全で安心できる快適な暮らしができるようにしていきます。

1） ご利用者の権利とプライバシーを尊重し、利益を守ることを優先する。

2） ご利用者、介護者との連帯を協調、協力して業務を遂行する。

3） 生涯学習を常に継続し、専門性の保持、推進する。

4） 理美容福祉専門士としてのプロの自覚をもち、１市民として地域福祉向上のために活動し、ご利用者に喜んでいただけることを心掛けてゆく。

5） 在宅や各施設に訪問し、理美容業務を行っている最中に、ご利用者の身体的な異常や異変がもようされたり、感じた時には、直ぐにご家族や介護職員に報告する。

6） 衛生面では常に安心していただける様に、肌に触れる器具やタオルなどの衛生管理、消毒は理美容師法に基づいて行う。理美容師自身も、服装、身だしなみはもちろん自己の健康管理に努める。

これらのことがらについては、それぞれが独立したものではなく、全体が１つの倫理観として繋がっているものであり、ご利用者一人ひとりの尊厳と権利を尊重し、誠意ある活動を行っていく事です。